8月11日(土)稽古日誌

こんにちは。空集合主宰の久岡信也です。

先日、らあめん花月嵐でラーメン健太監修『博多ラーメン健太』の無限替え玉をやってきました。

すごい食べやすくてスルスル替玉しちゃったんですが、6杯目くらいで飽きが来て、ストップしました。

無限ってワクワクする響きですよね。

さて、今週の稽古では

①各キャラクターの読解

②各キャラクターの初登場シーンのイメージ共有

を行いました。

①各キャラクターの読解

今回の公演では、会話を行動のひとつと捉えて、言葉に頼りすぎないコミュニケーションによってお芝居を作っていきたいと考えています。

よく人間の会話のほとんどはノンバーバルなコミュニケーションだとかって言ったりしますよね。

では、どうすれば言葉は行動になっていくのか。

諸説ありますが、今回は目的を重視してお芝居を考えてみたいと思います。

スタニスラフスキーも目的は重視していましたね。

各キャラクターごとにシーンを区切って、シーンごとにそのキャラクターの目的を話していきました。

なんのためにその人物が動いているのか?

なんとなくの演技にしないためには、その目的が大切だと思います。

②各キャラクターの初登場シーンのイメージ共有

①はどちらかというと演じる側の視点からのアプローチでした。

②は見る側視点からのアプローチです。

キャラクターの初登場シーンというのは、そのキャラクターを見る上で非常に重要です。

第一印象・これからどう物語に関わっていくかの期待感・キャラクター像の説明

そんなあれこれを登場して数分で観ている人に伝えて、色々と想像してもらう。よく高校デビューや大学デビューとかで新しい自分を演出したい時に、初日ミスったら終わり、みたいな話を聞きますが、まさにそれですね。初登場シーンでそのキャラクターのイメージ、好きになってもらえるかの大半は決まってしまいます。

私の書くホンではいわゆるモブキャラは存在しませんので、全てのキャラクターが魅力的に映って欲しいわけですね。魅力的というのは、好かれるだけが全てではなく、嫌われ役ならちゃんと嫌われることができるかなど、そのキャラクターの物語中での役割を期待感を持って果たせるか、ということです。

8/11.12と2日間かけて上記の作業を行ってきました。

さて、冒頭のラーメンの話がただの近況報告だとしまらないので、無限替玉の三か条にならって、目的と初登場シーンの三か条でも書いてみましょうか。

・いきいきとした行動のお芝居をするための目的設定三か条

①目的にはなるべく相手役を絡めるとよい

②目的にはなるべく障害があるとよい

③目的にはなるべく今果たさなければならない理由があるとよい

続いて、初登場シーンですね。

・初登場シーンを盛り上がる三か条

①空気を変えろ

②属性を明示しろ

③期待感を残せ

それぞれの詳細を聞きたい方がいたらぜひ稽古場へ遊びに来てください。笑

まだまだスタートラインという感じではありますが、少しずつ期待感が高まっていっております。

引き続きおもしろいものがつくれるよう精進!

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