プレイ・カンパニー
空集合

よく演じ、よく遊べ!
「お芝居」で「変化」を創る集団

社会人劇団から
プレイ・カンパニーへ

演劇には人を狂わすほどの魅力がある。本気でそう思っています。
発信環境が整い、モノづくりというものが身近になった世の中で、 私たち"生のお芝居づくりに携わろうとする者"の価値とは何か。
考え続けた先に見えたもの、それが「プレイ・カンパニー」としてのお芝居づくりです。

目には見えない「熱量」を集め、研ぎ澄まし、演じ、遊び、動き、生の舞台でそれを届ける。
その一連の流れの中で、お客様に何か「変化」へのきっかけを感じていただく。
それこそが新しいお芝居のつくり方であり、演劇が持つ次の可能性の追求なのだと考えています。

これからは「プレイ・カンパニー」を名乗る者として、 まず自分たちがお芝居を通じて変化しながら生きる姿を見せていくこと。
そしてそれを実現する制度や仕組みを整えていること。
考え方だけではなく、それを実践する環境を整備し、 演劇が持つ次の可能性を追求し、新しい芝居づくりを体現していきます。

空集合とは

空集合とは「要素を持たない集合」のことです。
私たちは生まれも育ちも、主として働いている内容もバラバラの集団です。
同じ要素・共有点の無い集団。悪く言えば、烏合の衆ともいえるかもしれません。

しかし、だからこそ誰にも予想できない面白いものが生まれる可能性を秘めています。
と同時に、混ぜ合わせた時に、そのアンバランスさが故に崩壊する危険性も孕んでいます。
そしてそこには幕末に高杉晋作が集めた奇兵隊が如く、「変化」を生む活躍を見せる可能性があります。
その危険性・リスクを“カンパニー”としての秩序でバランスをとって、面白いものを作っていく。
そういう集団として、私たちは「プレイ・カンパニー空集合」を名乗ります。

雑多な集まりだからこそ、有象無象だからこそ、 それをカンパニー化し、おもしろい世界を実現可能にするのが、私たち空集合です。